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朝乃山、奇襲に不覚 照強が援護射撃の足取り

2020/8/1 23:35
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前日に敗れて単独首位を許した照ノ富士が目の前で負けた。だが朝乃山の表情は、再び首位に並んでやろうという気迫あふれたものではなく、一段と緊張の色を増していた。一方、照ノ富士と同じ伊勢ケ浜部屋の照強は「もう一度トップに立たせてやろう」と闘志満々。両者の気持ちがそのまま取組に出た。

朝乃山(奥)が照強に足取りで敗れる

朝乃山(奥)が照強に足取りで敗れる

【関連記事】照ノ富士2敗目、単独首位変わらず

勝負は一瞬。立ち合いで真っすぐ出た朝乃山に対し、照強は右にずれた。新大関はいとも簡単に左足を取られて万事休す。なすすべなく背中から落ちた。「照ノ富士関の援護射撃ができればと思っていた。(足取りは)きのうの夜からずっと考えていた」と照強。序二段から再びはい上がってきた元大関の苦労を間近で見てきただけに、小兵のこの一番に懸ける思いは並大抵ではなかった。

「足取りは頭になかったのでしょう。何をしてくるかわからない相手はもっと見ていかないと。先に仕切って突っ込んだ」と土俵下の藤島審判長(元大関武双山)。緊張にのまれた朝乃山から、小兵への警戒心が抜け落ちていた。

優勝争いの経験は初めてではない。ただ、挑戦者として追いかける側だった今までと、今場所は立場が違う。両横綱と大関貴景勝の休場に加え、賜杯を争うのは元大関といえども幕尻の照ノ富士。初めて土俵を引っ張る立場となり、新大関には相当の重圧があったはずだ。

これで自力優勝はなくなった。だが、優勝決定戦の可能性は残している。千秋楽の相手は照ノ富士を破った正代。オンラインでの取材を受けずに帰路に就いた朝乃山がショックを払拭し、大関の役割を果たせるか。真価が問われることになる。(田原悠太郎)

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