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三菱ケミカル、10月に新人事制度 管理職はジョブ型に

三菱ケミカルは人事制度を見直し、社員の働き方の専門性や主体性を高める(茨城県にある三菱ケミカルのプラント)

三菱ケミカルは10月、人事制度を刷新する。4千人の管理職社員には、職務内容を明確にして成果で処遇する「ジョブ型」雇用を導入。管理職以外の一般職でも希望者だけが転勤できるようにする。社員の専門性や主体性を高め、能力を発揮しやすい環境を整える狙い。

労働組合と新しい人事制度の導入で合意した。ジョブ型雇用は30代後半以降が中心の管理職社員が対象になる。職務定義書で社員の職務を明示し、その達成度合いで報酬を決める仕組み。管理職には会社が転勤を指示する場合もあるが、子育てなど家庭の事情に応じて実施時期の延長を認めるという。

一般職でも社内公募を通じて人事異動する仕組みを取り入れる。各部署が必要な人材を社内で公募、応募した社員を選考して配属を決める。異動は社内公募が前提となり、転勤も原則として希望者のみとなる。特定の部署だけに希望者が集まる場合には、給与水準を変えるなどして調整することも検討する。

産業界では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた在宅勤務への移行を機に、時間で縛る働き方から職務や役割を明確にするジョブ型を取り入れる動きが相次ぐ。日立製作所富士通KDDIなどが本格導入する方針を打ち出している。

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