北海道の交付税配分額6097億円、20年度1.3%増

総務省は2020年度の北海道への普通交付税の配分額が19年度比1.3%増の6097億円になると発表した。財源不足を補う臨時財政対策債を含む交付税額は微増の6888億円だった。
道内市町村分は19年度比で0.5%増の7461億円。地域社会の維持・再生のための費用が創設された。
交付税の増加率が最も大きかったのは、18年9月の北海道胆振東部地震で被害を受けた厚真町の13.3%増。音威子府村(11.1%増)や占冠村(9.3%増)が続いた。減少率の大きさが目立ったのは苫小牧市(9.0%減)や小樽市(6.9%減)、倶知安町(5.4%減)だった。