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業績ニュース

キーエンスの4~6月純利益21%減 コロナ禍響く

2020/7/31 19:16
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キーエンスが31日発表した2020年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比21%減の365億円だった。新型コロナウイルスが流行して国内外でファクトリーオートメーション(FA)機器向けのセンサーが苦戦した。中国市場は回復したが日米欧の不調を補えなかった。事前の市場予想平均(QUICKコンセンサス)は11%減の415億円だった。

発表した売上高は18%減の1099億円。FAセンサーは生産自動化のために用いられる機器だが、メーカーの間には工場の稼働率が下がり設備投資を見送る動きが目立つ。研究開発に使う検査装置なども振るわない。

売上高全体の6割弱を占める海外売上高は17%減った。地域別では「欧州・その他」が33%減、「北中南米」が26%減と大きく落ち込んだ。中国が回復した「アジア」も1.5%の減収だった。

国内売上高も20%減った。緊急事態宣言が解除された後は営業活動に力を入れたが、それまでの落ち込みを吸収できず、営業利益は22%減の516億円だった。

21年3月期通期の業績予想は引き続き公表していない。30日時点の市場予想平均は、売上高が前期比2%減の5421億円、純利益は微減の1976億円となっている。

新型コロナの感染が再び広がり、7月下旬から従業員のオフィスへの出勤率を再び5~6割に抑えるなど営業に制約が出ている。同社は「中国は好調が続く。欧米は4~6月よりは少しずつ改善するがスピード感は見通しにくい。国内は厳しさが続く」との見方を示した。

キーエンスは直近の20年3月期の営業利益率が50%を超え、高収益企業として知られる。時価総額は31日時点で10兆7500億円と東証1部で3位だ。

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