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「いきなり」のペッパー、投資ファンドから約100億円調達

6月末は57億円の債務超過

経営再建中の外食チェーン大手、ペッパーフードサービスは31日、投資ファンドから約100億円を調達すると発表した。大量出店による自社競合などで業績が悪化、6月末に57億円の債務超過となっていた。一部事業の売却とともに、新たな資金を調達することで主力の「いきなり!ステーキ」の再建を進める。

アドバンテッジパートナーズ(AP)系の3つのファンドに新株予約権を割り当てる。新株予約権が行使された場合、3ファンドが25%弱を保有する大株主となる。調達した資金は運転資金や出店、改装などに充てる。

またAPのグループ会社と業務提携を結ぶことを決めた。販売促進や再出店などを通じた売り上げ拡大や、業務効率化などコスト削減の支援を受ける。

同日発表した2020年1~6月期の連結決算は最終損益が79億円の赤字(前年同期は5億1600万円の黒字)だった。6月末時点で57億円の債務超過となった。販売が落ち込んでいたところに新型コロナウイルスの感染拡大が重なり、売上高は前年同期比47%減の184億円に落ち込んだ。不採算店の閉鎖で40億円の減損損失を計上した。

7月にはステーキチェーンの「ペッパーランチ」事業を投資ファンドのJ-STAR(東京・千代田)に85億円で売却することを決めた。不採算店の閉鎖や希望退職者の募集などコスト削減策も進めているが、8月末には20億円の借入金の返済期限があるほか、支払い猶予を受けている費用もあり、追加での資金調達が必要だった。

2020年12月期の連結最終損益は45億円の赤字(前期は27億円の赤字)と過去最大の赤字となる。営業損益は42億円の赤字(同7100万円の赤字)の見通し。構造改革で21年12月期に単体で10億円の営業黒字を目指す。「いきなり!ステーキ」の30店の追加閉鎖も見込んでいる。

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