大阪府、31日の新規感染216人 過去2番目の多さ
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大阪府は7月31日、新型コロナウイルスの新たな感染者を216人確認したと発表した。府内の新規感染者数としては29日の221人に次いで過去2番目に多い。府内の累計感染者数は4057人となり、4千人を超えた。亡くなった後に70代男性の感染が判明し、死者は累計90人となった。
新規感染者のうち30代以下が68%を占めた。経路不明は約7割だった。同日時点で294人が入院している。このうち重症は19人で、重症病床の使用率は10.1%だという。この日はPCR検査などを2305件(陰性確認は除く)実施し、陽性率は9.4%だった。
感染状況を判断する府の独自基準「大阪モデル」は7月12日から黄色信号が点灯している。点灯から25日以内に重症病床の使用率が70%を超えると非常事態を意味する「赤信号」に切り替わる。
府は繁華街などで若者を中心に感染が拡大しているとして、5人以上の飲み会などを控えるよう8月1日から呼びかける。31日には大阪・ミナミの一部の飲食店などに8月6日から20日まで休業や営業時間を午後8時までにするよう要請することを決めた。