平均寿命更新、女性87.45歳 男性81.41歳

2020/7/31 15:55
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2019年の日本人の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳となり、ともに過去最高を更新したことが31日、厚生労働省が発表した簡易生命表で分かった。前年に比べ、女性は0.13歳、男性は0.16歳延び、いずれも8年連続のプラスとなった。女性は5年連続で世界2位、男性は3年連続で3位だった。

平均寿命は、今後死亡状況が変化しないと仮定し、その年に生まれた0歳児が平均で何歳まで生きられるかを予測した数値。厚労省は平均寿命が延びた背景について「健康意識の高まりや医療技術の進歩がある。今後も緩やかに延びていくのではないか」としている。

主な国・地域の平均寿命は、女性の1位が香港(88.13歳)で、3位はスペイン(86.22歳)。男性も1位は香港(82.34歳)、2位はスイス(81.7歳)だった。

同省の試算では、19年に生まれた日本人で75歳まで生きる人の割合は女性が88.2%、男性は75.8%。90歳までの割合は女性が51.1%で、男性が27.2%だった。

19年生まれの人が将来、がんや心疾患、脳血管疾患で死亡する確率は、女性が計44.72%で、男性は計49.62%。どちらも減少傾向にあり、男性で50%を切ったのは03年の調査開始以来初めて。これらの病気による死亡がゼロになったと仮定すると、平均寿命は女性で5.45歳、男性で6.65歳延びるとした。

同省は介護を受けたり、寝たきりになったりせずに生活できる「健康寿命」を算出しており、最新の16年は男性72.14歳、女性74.79歳だった。どれだけ平均寿命に近づけるかも課題となる。

日本人の平均寿命は女性が1984年に80歳を超えた。男性は71年に70歳を突破し、2013年に初めて80歳を超えた。

〔共同〕

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