マツダの営業赤字400億円 過去最大、21年3月期
年間配当無配 8年ぶり

マツダは31日、2021年3月期の連結営業損益が400億円の赤字(前期は436億円の黒字)になりそうだと発表した。同じ期間として過去最大の営業赤字となる。新型コロナウイルスの感染拡大で新車販売が減る。円高の影響なども利益を押し下げる。年間配当は無配(前期は35円)とする。無配は8年ぶり。
売上高は前期比17%減の2兆8500億円、最終損益は900億円の赤字(前期は121億円の黒字)を見込む。外出自粛などによる需要減や生産停止が影響し、販売台数は8%減の130万台を計画する。
同日発表した20年4~6月期の連結決算は、最終損益が666億円の赤字(前年同期は52億円の黒字)、売上高は前年同期比56%減の3766億円だった。
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