/

三井不、渋谷・宮下公園に新ブランドホテル開業

室内でチェックアウトもできる

三井不動産は新ホテルブランド「sequence」を8月1日開業する。1軒目を東京・渋谷の宮下公園を再整備した複合施設内に出す。各部屋は大きい窓から渋谷の街並みを望めるほか、スイートルームや二段ベッドのある部屋など13タイプを用意した。新型コロナウイルスで稼働率は苦戦気味だが、渋谷を訪れる国内外の観光客らの需要を地道に掘り起こしていく考えだ。

大きな窓から渋谷の街並みをのぞめる(スイートルーム)

このほど内覧会を行った新ホテルは、同社と渋谷区が整備を進めてきた複合施設「MIYASHITA PARK」内に開業する。ホテルは当初6月11日にオープンする予定だったが、新型コロナの影響で開業時期を後ろにずらしていた。

レストランは「ディーン&デルーカ」の運営会社が担う

「つながり」を重視したコンセプトにしたといい、新たに商業施設の4階に設けた宮下公園と、ホテルのロビーをつなげた。併設するカフェは高級食品や雑貨を扱う「ディーン&デルーカ」を運営するウェルカム(東京・渋谷)が手掛け、ホテルを予約していない人も利用できる。

三井不動産のホテル「sequence | MIYASHITA PARK」。ロビーは宮下公園とつながっている

客室は6~17階で全240室。新国立競技場や富士山を見渡せる17階のスイートルームを筆頭に、ツインやダブルなど4つのカテゴリーを用意した。二段ベッドが3つ並んだ部屋もあり、広さは約14~95平方メートルと幅広いのも特徴だ。

IT(情報技術)も取り入れた。ロビーに顔認証システムによるセルフチェックインを導入。チェックアウトの時間は翌日14時と遅めに設定し、室内に配置したタブレット端末で実施できる。

三井不は「全体の約8割を訪日観光客(インバウンド)の宿泊を見込んでいた」(担当者)が、新型コロナの影響で状況は一変。インバウンド需要は当面期待できず、国内の宿泊者を取り込む。高級ブランドや衣料品店などが入る商業施設は7月28日にオープンしており、ホテル内のレストランやバーの利用も促す。

「sequence」は渋谷を皮切りに、8月7日に京都市、11月下旬には東京・水道橋に開く予定だ。三井不は三井ガーデンホテルや鳥羽国際ホテルなど都市部やリゾート地でホテルブランドを手掛けるが、新たなブランドでは街を訪れる人に寄り添い、ニーズに合ったサービスを充実できるかがカギを握りそうだ。(原欣宏)

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン