中国の領有権「法的根拠なし」 マレーシア、国連に書簡

中国・台湾
東南アジア
2020/7/31 9:18
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【ニューヨーク=吉田圭織】マレーシアの国連代表部が、南シナ海で海洋進出を進める中国の領有権主張を「国際法上、根拠がない」と否定する書簡を国連のグテレス事務総長に送っていたことが30日分かった。中国の海洋権益に関する主張を「完全に違法だ」と批判する米国政府に歩調を合わせた。

中国が実効支配する南沙諸島のスビ礁=ロイター

中国が独自に設定したベトナム沖からマレーシア沖、フィリピン沖を囲む「九段線」などに歴史的権利があると中国は主張している。それに対し、マレーシアは29日付けの書簡で、その主張を「国連海洋法条約に反する」として批判した。

これまでにオーストラリアやインドネシアも南シナ海における中国の領有権主張を否定する書簡を事務総長に送っている。中国はこれらの国に対し、「歴史的な根拠があり、国際法との整合性は明確だ」と反発している。

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