コロナ新規感染者、最多の28.9万人 欧州で第2波懸念

2020/7/31 5:23
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【サンパウロ=外山尚之】世界の新型コロナウイルスの感染拡大ペースが加速している。29日集計分の新規感染者数は28万9千人と、過去最多を更新した。米国やブラジル、インドでの感染拡大が止まらない上、欧州や日本でも「第2波」の懸念が広がっている。

スペインは経済活動の再開で感染が急拡大している(30日、バルセロナ)=ロイター

米ジョンズ・ホプキンス大によると、米東部時間30日午後3時(日本時間31日午前4時)時点で、累計感染者数は約1711万人、死者数は66万9千人だった。

拡大が目立つのは米国・ブラジル・インドの3カ国だ。新規感染者数は米国が7万千人、ブラジルが6万9千人、インドが5万人といずれも高水準で、ブラジルでは過去最多を記録した。各国とも経済活動の再開に加え、検査態勢を拡充したことで感染が発覚するケースが増えている。

米国ではカリフォルニア州やフロリダ州で1日あたりの死者数が過去最多を更新した。両州では新規感染者数はピーク時に比べてやや減っているが、時間をおいて死者数が増えている。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、全50州のうち29州で新規感染者数が増加しており、収束には時間がかかりそうだ。

欧州や日本では第2波の懸念が広がる。スペインでは感染拡大の傾向をみる7日移動平均が2000人を超え、7月上旬に記録した250人を底に急拡大しているほか、フランスやドイツでも感染の再拡大が始まっている。ハンコック英保健相は30日、「第2波が欧州で進んでいる」と述べ、「上陸を阻止するためにあらゆる手段をとる」と説明。スペインからの帰国者の隔離に続く措置を準備していることを示唆した。

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