NYダウ反落、225ドル安 米経済指標の悪化で

2020/7/31 5:10 (2020/7/31 5:27更新)
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【NQNニューヨーク=古江敦子】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比225ドル92セント(0.9%)安の2万6313ドル65セントで終えた。4~6月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が過去最大の減少となるなど経済指標の米景気の不透明感が強まり、金融やエネルギーなど景気敏感株を中心に売られた。

4~6月期のGDP速報値は前期比年率32.9%減と過去最大の減少だった。週間の米新規失業保険申請件数と失業給付の継続受給者数はともに前週から増えた。米国では6月下旬からのコロナ感染の再拡大で経済再開が停滞しており、景気回復の遅れが懸念された。市場では「V字型の急速な景気回復は年後半までみられない」(ウェルズ・ファーゴ証券)との声があった。

原油先物の下落を受け、石油のエクソンモービルやシェブロンがともに4%下げた。化学のダウや航空機・機械のレイセオン・テクノロジーズも大幅安。米長期金利が一時0.53%と4カ月半ぶりの低水準を付け、JPモルガン・チェースなど金融株の下げも目立った。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比44.87ポイント(0.4%)高の1万0587.81で終えた。引け後に主力株「GAFA](グーグルの親会社アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)の4~6月期決算発表を控え、好業績への期待した買いが入った。前日夕に発表した4~6月期決算が市場予想を上回った半導体のクアルコムが急騰するなど、半導体株の一角に買いが入った。

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