検査1日1万件、10月までに 東京都が体制強化

2020/7/30 22:32
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東京都では新型コロナウイルスの感染者が急増し、30日には367人の感染が新たに確認されて1日当たりの新規感染として最多を更新した。「第1波」では医療体制が逼迫したことから、都は対応病床や検査体制の増強をはかる。

小池百合子知事は30日、臨時記者会見で「クラスター(感染者集団)の発生が多く確認されている業種や地域、感染した可能性が高いと判断された方々に迅速かつ積極的な検査を実施する必要がある」と述べ、10月までに1日当たり1万件の検査を実施できるようにすると発表した。現時点では約8600件の検査能力を確保している。

短期間で検査能力を拡大するため、都はPCR検査機器の導入を支援する。都内全ての救急医療機関を対象に機器の配備を支援することで、円滑な救急医療や災害時の迅速な対応を可能にしたい考えだ。

重症患者の病床や、軽症者向けの宿泊療養施設も上積みする。小池氏は30日、「更なる病床確保に向けた準備をこれからも続けていく」と述べた。新規感染が100人程度だった7月初旬、重症者は1桁台だったがその後、緩やかな増加が続き、30日には22人に達した。

都は重症者向けに100床を用意するが、4月下旬には過去最多の105人が重症化しており、当時を上回る新規感染が連日発生する現状ではより多くの重症患者が発生する可能性もある。

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