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三菱電、純利益58%減 4~6月期、車・空調機器が販売減

三菱電機が30日に発表した2020年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比58%減の178億円だった。コロナ禍による世界的な新車販売台数の減少を受け、主力の自動車機器の販売が落ち込んだ。

売上高は18%減の8581億円、営業利益は63%減の202億円だった。自動車向け電装品のほか、海外での都市封鎖や設備投資抑制を受けて空調機器の販売も減少した。新型コロナウイルスの感染拡大が売上高で約1800億円、営業利益で約480億円の下押し要因になった。

一方、社会インフラ事業で高採算の案件が集中。ファクトリーオートメーション(FA)事業では次世代通信規格「5G」や、半導体関連の需要が堅調で収益を下支えした。

皮籠石斉・常務執行役は同日の電話会見で、4~6月期の新型コロナの影響について「想定より若干少なかった。ビルシステムなど一部は7~9月期に影響がシフトした」との見方を示した。4~6月期は経費抑制や原価低減といった緊急対応に取り組み、360億円の効果があったという。

4~6月期の純利益は市場予想平均(QUICKコンセンサス、3社)の95億円を上回り、30日午後の決算発表後に株価は上昇した。主力の自動車部品やFA機器の大幅な落ち込みが警戒されていたが、決算発表を受けて懸念が一服した。

21年3月期通期の業績見通しは売上高が前期比8%減の4兆1000億円、純利益が55%減の1000億円との従来予想を据え置いた。皮籠石常務は「7~9月期以降、コロナの第2波の状況が見えづらくなっている」と指摘。配当予想は引き続き未定とした。

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