大阪府泉佐野市、返礼品付きのふるさと納税再開
第1弾、泉州タオルに絞る

2020/7/30 18:58
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返礼品の泉州タオルの一例。特産のナスなど野菜から抽出した天然染料を使用している

返礼品の泉州タオルの一例。特産のナスなど野菜から抽出した天然染料を使用している

7月にふるさと納税制度に復帰した大阪府泉佐野市は30日、返礼品付きのふるさと納税の寄付受け入れを再開した。第1弾の返礼品は特産品の泉州タオルに絞って200種類以上を用意した。同市は昨年6月、返礼品が過剰だったとして総務省に同制度から除外されたが、これを不服として同省を提訴。今年6月30日の最高裁判決で逆転勝訴していた。

泉佐野市にはナスや玉ねぎなどの特産品もあるが、今回は「泉州タオルに関心が集中するよう戦略的に絞り込んだ」(阪上博則理事)。泉州タオルは約130年の歴史があり、吸水性がよく、肌触りが優しいという。今後、ほかの返礼品も提供していく方針だ。

最高裁判決を受け、総務省は7月上旬に泉佐野市をふるさと納税制度に参加できる自治体に指定。同市はその後、豪雨の被害を受けた熊本県を支援する寄付の代理受け付けを開始。さらに泉佐野市にある「りんくう総合医療センター」を財政支援する寄付の受け付けも始めたが、この2件は返礼品を用意していない。

ふるさと納税の返礼品は昨年6月の改正地方税法施行により、寄付額の3割以下の地場産品に規制された。泉佐野市は法施行前にこの基準を超えていたが、復帰後は法規制を順守すると強調している。千代松大耕市長は30日、「地方をしっかりと支援できるアイデアを生み出しながら、積極的に展開する」と今後の抱負を語った。

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