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建機出荷、1~6月23%減 足元では回復傾向

日本建設機械工業会(建機工)が30日発表した2020年上半期(1~6月)の建機出荷額(補給部品含む総額)は前年同期比23.1%減の1兆796億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で全地域で出荷が落ち込んだが、足元では回復の兆しもみえている。

中国市場の建機需要は回復している(現地で稼働している油圧ショベル)

外需は同34.3%減の6023億円だった。中国を除くアジアが39%減と特に落ち込みが大きかった。公共投資の減少に加え、新型コロナが追い打ちをかけた。欧米では住宅着工が減少に転じた結果、欧州は30.2%減の1127億円、北米も29.7%減の1883億円と低調だった。

中国は現地生産が多いため、同統計から分析できない。ただ日立建機は中国の油圧ショベル需要について、1~3月期は前年同期比で31%減ったが、4~6月期には45%増に回復したと推計する。コマツが30日に発表した4~6月期決算では、中国向け建機販売は431億円と前年同期比19%増だった。

内需は2.2%減の4773億円。緊急事態宣言を受け、大手ゼネコンが工事を中止していたが、「結果から分析すると大きな影響はなかったようだ」(コベルコ建機の尾上善則社長)。

コロナ禍で出荷にブレーキがかかったが、リーマン・ショック時と比べると回復スピードは速い。顧客の建機の稼働を遠隔監視できるコマツのシステム「コムトラックス」をみると、リーマン当時は月平均稼働時間の回復に約2年かかった。今回は今年1月から落ち込み始めたものの、6月には回復している。

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