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ソニー、ITでピアノレッスン センサーで弾き方分析

ソニー子会社のソニーコンピュータサイエンス研究所は30日、IT(情報技術)を使ったピアノ教育を始めると発表した。河合楽器製作所などの協力を得て、次世代を担う演奏家・指導者の育成を支援する。鍵盤に組み込まれたセンサーなどを使い、打鍵の強さやリズムなどからミスの原因を特定。癖を矯正して適切な体の動かし方を指導することでケガも予防する。プログラムはオンラインで実施。8月からの1期生はオーディションで選んだ9人で、2期生以降の募集は未定という。

弾き方の特徴をタブレット端末やスマートフォンに表示する。プロをめざす演奏家は幼少期から膨大な練習を続けるため、心身に問題が出る例も多い。今回のプロジェクトを主導する古屋晋一リサーチャーは30日の会見で「科学と技術を活用することで、演奏を(ケガの心配といった)体のステージから表現のステージに引き上げたい」と語った。自身もピアノの練習のしすぎでケガをした経験があるという。10代の受講者のケガを防ぎながら練習の質を高めるのがプログラムの狙いで、プロのピアニストによる月1回の指導と組み合わせて展開する。

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