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クアルコム、ファーウェイと特許紛争で和解

【シリコンバレー=佐藤浩実】米半導体大手のクアルコムは29日、中国・華為技術(ファーウェイ)と特許の対価をめぐる紛争で和解したと発表した。2020年7~9月期から特許使用料を得るほか、和解金などで18億ドル(約1890億円)を受け取る。17年から続く争いが解決したことを好感し、クアルコムの株価は29日の時間外取引で一時14%上昇した。

4~6月期の決算発表で明らかにした。ファーウェイは17年から停止していた特許使用料の支払いを再開する。クアルコムのスティーブ・モレンコフ最高経営責任者(CEO)は会見で「ファーウェイとの合意に伴い、主要スマートフォン企業すべてと複数年のライセンス契約を結ぶことになる」と述べた。

米政府によるファーウェイへの制裁に伴い、クアルコムはすでにファーウェイへの半導体の販売をやめている。ただ、今回和解したライセンス契約には影響しないという。クアルコムは過去に米アップルともスマホ関連特許の対価をめぐって争い、19年4月に和解した経緯がある。

同日発表した4~6月期の売上高は48億9300万ドル、純利益は8億4500万ドルだった。19年4~6月期はアップルとの和解に伴う一時収入が47億ドルあったため、前年同期比ではそれぞれ49%減、61%減となった。一方で、ファーウェイから和解金を得る7~9月期の売上高は73~81億ドルとなる見通しだ。

主力製品であるスマホ向け通信半導体の4~6月期の出荷台数は、17%減の1億3千万個だった。新型コロナウイルスの影響で、新興国の低価格帯機種の販売が落ち込んだという。7~9月期の出荷見通しは1億4500万~1億6500万個。「5Gスマホの旗艦機種の発売遅れが部分的に影響する」(クアルコム)とみている。

一方、20年の5Gスマホ出荷見通しは1億7500万~2億2500万から変更しなかった。クアルコムは中国のスマホ各社やアップル、韓国サムスン電子などと取引がある。

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