ベラルーシ、ロ軍事会社の戦闘員拘束 大統領選に干渉か

2020/7/30 6:16
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【モスクワ=小川知世】旧ソ連のベラルーシの治安当局は29日、ロシアの民間軍事会社の戦闘員32人を拘束した。戦闘員は8月9日投票の大統領選に向けた工作のため入国したとの情報がある。ベラルーシの国営通信ベルタが伝えた。6選を目指すルカシェンコ大統領はロシアによる選挙干渉を暗に指摘していた。

6選を目指すルカシェンコ氏は外国による選挙干渉を非難していた(3日、ミンスク)=ロイター

戦闘員はロシアの民間軍事会社「ワグネル」に所属。首都ミンスク郊外で拘束された。ワグネルにはロシアのプーチン大統領に近い実業家が関与しているといわれ、ウクライナ東部紛争やシリア内戦などにおける活動が指摘されてきた。拘束された戦闘員は第三国に向かう予定だったとの見方がある。インタファクス通信によると、在ミンスクのロシア大使館は情報を確認中としている。

ルカシェンコ氏の6選は確実視されている。大統領選に向けては選挙管理当局が有力な対立候補の出馬を認めず、一部の国民が抗議活動を実施している。同氏はかねて大統領選に「外国が干渉している」と述べていた。ロシアへの批判だと受け止められていた。

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