米GE、2200億円最終赤字 航空機事業の収益悪化

2020/7/29 22:22
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【ニューヨーク=中山修志】米ゼネラル・エレクトリック(GE)が29日発表した2020年4~6月期決算は最終損益が21億ドル(約2200億円)の赤字だった。赤字幅が前年同期の6100万ドルから拡大した。新型コロナウイルスの影響で航空機エンジン部門の収益が悪化したほか、子会社の航空機リース事業の減損損失が膨らんだ。

航空機エンジン部門の収益が大幅に悪化した(インディアナ州のエンジン工場)=ロイター

売上高は同24%減の177億ドルだった。主力の航空機エンジン部門の売上高が4割減少したほか、電力やヘルスケア部門も1~2割の減収となった。金融部門は15年に買収したヘリコプターのリース会社ののれん代の減損を計上し、14億ドルの営業赤字となった。

ラリー・カルプ最高経営責任者(CEO)は「産業部門の収益環境は当初想定したほど悪くない」と述べ、21年にはキャッシュフロー(現金収支)がプラスに転換するとの見通しを示した。財務の改善のため、石油サービス会社ベーカー・ヒューズの保有株式の残りを3年以内に売却する方針も明らかにした。

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