茨城県の2港、19年の貨物量2.2%増

2020/7/29 19:36
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国が重要港湾に指定する茨城県の茨城港、鹿島港の2019年の取扱貨物量(速報値)は前年比2.2%増の9576万5千トンだった。京浜港からの利用シフトを促している茨城港・常陸那珂港区のコンテナ取扱量は、同37%増の4万4081TEU(TEUは20フィートコンテナ換算)と過去最高を記録した。

茨城港・常陸那珂港区に接岸するコンテナ船

茨城港の取扱貨物量は同0.5%増の3413万4千トンだった。常陸那珂港区(ひたちなか市)は減ったが、日立港区(日立市)と大洗港区(大洗町)は増えた。

常陸那珂港区のコンテナ取扱量は中国、韓国との2航路が新設され、混雑する京浜港からシフトが進んだことで過去最高だった。一方、同港区に立地する火力発電所で定期点検が行われ石炭輸入が減少し、全体の貨物取扱量は減った。

日立港区は東京ガスの液化天然ガス(LNG)基地が栃木県内に新設された火力発電所に供給を始め、輸入量が増加した。大洗港区は北海道へのフェリーが週12便就航しているが、働き方改革で長距離トラックの利用が増加したことで貨物の取り扱いが増えた。

鹿島港は前年のコンビナートの大規模定期修理から回復し貨物取扱量が増加した。常陸那珂港区と同様、京浜港からの利用シフトが進んでコンテナ取扱量も増えた。

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