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中外のコロナ薬候補、ロシュの治験で改善確認できず

中外製薬は29日、新型コロナウイルス治療薬の候補である関節リウマチ薬「アクテムラ」について、親会社のスイス・ロシュが重症コロナ患者を対象に実施した臨床試験(治験)において、患者の死亡率や臨床状態の改善が確認できなかったと発表した。

新型コロナ治療薬「レムデシビル」と併用する治験や国内で実施している治験は継続する。

ロシュは4月から新型コロナで肺炎を起こした重症患者450人を対象に米国、カナダ、欧州で治験を実施。患者の臨床状態や投与4週間後の死亡率などの評価項目で有意な改善効果は見られなかった。退院までの期間は短縮傾向がみられた。今後詳細な解析を行う。

アクテムラは重症肺炎患者の体内で起きている過剰な免疫反応を抑える効果が期待されていた。国内では5月に治験を開始。新型コロナで重症肺炎を起こした入院患者に投与して効果を検証し、年内の製造販売申請を目指している。

アクテムラは中外製薬が創製した国産初の抗体医薬品。2008年に関節リウマチ薬として販売し、現在は8つの効能・効果で承認を得ている。

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