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AI特許出願、5割増 最多はNTT

日経クロステック

特許庁は27日、国内外の人工知能(AI)に関する特許出願動向の調査報告書を発表した。国内の2018年の出願は前年比54%増の4728件と過去最高だった。技術別では深層学習に関連するものが18年は過半数を占め、14年以降の出願人別ではNTTが最多だった。

1988年から2018年までに国内で出願された、深層学習などのAIのコア技術に関する発明のほか、AIを各技術分野に適用した出願を調査した。AI関連の特許出願は第3次AIブームに当たる14年以降に急増しており、18年は全体で前年比54%増の4728件、AIコア技術のみでは前年比65%増の1527件だった。

AI技術の適用分野としては画像診断、情報検索・推薦が大きな割合を占める。近年は医学診断、制御系・調整系一般、交通制御などの伸びが大きい。

技術別では、深層学習に関連するものが14年以降に急増した。14年は53件だったのに対し、18年は2474件だった。このうち畳み込みニューラルネットワーク(CNN)に関連するものが1185件、再帰型ニューラルネットワーク(RNN)または長・短期記憶(LSTM)に関連するものが563件、深層強化学習に関連するものが75件だった。

出願人別では、AI関連発明全体ではNTTが最も多く、富士通日立製作所ファナックが続いた。深層学習に限っても1位はNTTで、2位以下はファナック、富士通、キヤノンとなった。

海外に比べると国内の出願数は見劣りする。12年から17年のAIコア技術に関する出願数の比較では、各国・地域とも大きく伸びた中、17年は中国が6858件、米国が5954件と突出しており、これに対し日本は803件だった。

(日経クロステック 長倉克枝)

[日経クロステック 2020年7月28日掲載]

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