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最上川が4カ所で氾濫 山形の大雨、流域住宅浸水

(更新)

停滞する梅雨前線や低気圧の影響による大雨で、山形県を流れる最上川は28日深夜から29日朝にかけて4カ所で氾濫した。いずれも流域住宅への浸水被害が発生している。県内の広範囲で大雨や洪水の警報が引き続き発令されているが、県によると、29日午前10時時点で死者や行方不明者は確認されていない。

国土交通省によると、氾濫したのは大石田町の横山、大石田、豊田の計3カ所と、大蔵村白須賀の1カ所。29日午前7時現在、最上川水系の氾濫で少なくとも約80ヘクタールの浸水を確認した。被害はさらに広がる見込み。

山形県は29日午前、県庁で災害対策本部を開催。冒頭、吉村美栄子知事は「早急に被害を把握し、対応してほしい」と各所に指示した。県によると、酒田市の90代女性が28日夜、避難中に転倒し右足を骨折した。29日朝時点で県内88棟の住宅に浸水被害があり、2438人が避難した。

 最上川に架かる橋に引っかかった流木(29日午前、山形県大石田町)=共同

県は同日、県内31市町村に災害救助法の適用を決定。国と県が市町村に代わって避難所運営などの費用を負担する。

山形県内各地では29日未明にかけての24時間雨量が150ミリを超える地点が相次ぎ、最上川流域の長井市では205ミリを観測した。村山市や東根市、長井市では72時間雨量が観測史上1位の記録を更新した。雨は29日朝にほぼ降りやんだ。

JR東日本仙台支社によると、河川水位が規制値を上回ったため、山形新幹線は始発から運転を見合わせた。山形―福島間は29日午後に運転を再開する。山形―新庄間の再開のめどは立っていない。在来線の奥羽本線や陸羽西線、米坂線にも始発から影響が出た。

岩手県でも花巻市や奥州市で住宅の床上浸水が発生。県によると、29日朝時点で少なくとも17棟に被害が出た。〔共同〕

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