山形・最上川で氾濫、東北で浸水・土砂崩れ 大雨

2020/7/28 19:58 (2020/7/29 1:02更新)
保存
共有
印刷
その他

大雨で浸水した住宅地からゴムボートで救助される人たち(28日午後5時54分、山形県大江町)=共同

大雨で浸水した住宅地からゴムボートで救助される人たち(28日午後5時54分、山形県大江町)=共同

東北地方では28日、梅雨前線の影響による大雨で秋田、山形両県を中心に住宅の浸水や土砂崩れが相次いだ。孤立集落も出たが、人的被害は確認されていない。

朝には秋田県大仙市の福部内川など、午後には山形県内の最上川など複数の河川が氾濫。両県の自治体が避難指示を出した。最上川が流れる山形県大江町の住宅街には茶色い水が流れ込んだ。消防のゴムボートで住宅1階の窓から救助された80代女性は「怖かった。家の中にがぶがぶと水が入ってきた」と語った。

秋田県では秋田、由利本荘、大仙の3市で住宅計41棟が床上や床下まで浸水。福部内川の近くに住む大仙市の80代男性は「ものすごい雨音だった。水位が増して家の近くが冠水していた」と驚いていた。由利本荘市では午前6時ごろに土砂崩れが発生し9世帯計28人が一時孤立した。

山形県西川町では午後1時半ごろ、道路に土砂が流れ込み大井沢地区の一部と往来できなくなった。福島県国見町の東北自動車道下り線では午後3時ごろ、大型トラック1台が土砂に巻き込まれた。県警高速隊によるとけが人はいない。

岩手県遠野市、西和賀町でも床下浸水があった。秋田県では水稲や大豆などが水に漬かったほか、山形県でも大豆や果樹園が被害を受けた。JR東日本は秋田新幹線の秋田―盛岡間や山形新幹線の新庄―福島間を運休するなどし、在来線もダイヤが乱れた。

〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]