東芝、見えない「出口」 物言う株主となお苦闘
(更新) [有料会員限定]
東芝が31日に株主総会を開く。筆頭株主のエフィッシモ・キャピタル・マネージメントがガバナンス強化のために取締役3人を追加で受け入れるよう求める株主提案を出している。水面下で提案が出ないように必死の調整を続けてきた東芝。対立の背景には、業績そのものだけでなく、新型コロナウイルスが東芝の株主対策をも揺るがした実態があった。
年初は融和ムード、新型コロナで株主が豹変
「年初は経営陣を素晴らしいと言っていたのに新型コロナで株価が下がり豹変(ひょうへん...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2056文字
「Bizレーダー」は話題のビジネスニュースの内幕や企業の隠れた思惑を、知られざるエピソードやデータに基づき、実際に現場で取材している記者ならではの視点で掘り起こすコラムです。
関連キーワード
関連企業・業界
企業: