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重度栄養失調670万人増 ユニセフ、コロナ影響推計

【ニューヨーク=共同】国連児童基金(ユニセフ)は27日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響により、消耗症(深刻な低体重をもたらす重度の栄養失調)になる5歳未満の子どもが世界で1年間に670万人増えるとの推計を発表した。うち80%は南アジアやサハラ以南のアフリカだという。

重度栄養失調の子供の増加が懸念される(イエメンの病院)=AP

ユニセフによると、パンデミック前の段階で消耗症の子どもは4700万人いた。パンデミックに伴う家庭の貧困化と食料供給の混乱などにより栄養不良の割合が高まれば、1カ月に亡くなる子どもの数が1万人以上増える計算だとしている。

ユニセフや世界保健機関(WHO)など国連4機関は、子どもの消耗症予防や治療、栄養状態改善を進めるため、年末までに24億ドル(約2500億円)が必要だとして各国に支援を呼び掛けた。

ユニセフのフォア事務局長は、パンデミックにより「家庭の貧困や食料不安の比率が高まり、食料価格が高騰する」などの影響が「子どもたちには新型コロナそのものよりも悪影響を及ぼしていることがますます明らかになっている」と警鐘を鳴らした。

日本ユニセフ協会は、消耗症は栄養不良の一形態で「急性あるいは重度の栄養不足から生じ、十分なカロリーを摂取できておらず、差し迫った死のリスクに直面する状態」としている。

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