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NYダウ3日ぶり反発114ドル高 追加の経済政策期待で

(更新)

【NQNニューヨーク=横内理恵】27日の米株式相場は3営業日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均は前週末比114ドル88セント(0.4%)高の2万6584ドル77セントで終えた。米政府による追加の経済対策への期待に加え、コロナワクチンの開発前進を好感した買いが入った。アナリストの目標株価引き上げなどで主力ハイテク株も総じて買われた。

米共和党が27日夕に1兆ドル規模の景気支援策を発表する見通しと伝わった。失業給付の増額を部分的に続ける方針や、家計への現金給付などが含まれる。米景気を支えるとの見方から、化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)など景気敏感株の一角が買われた。

米バイオ製薬のモデルナが26日、コロナワクチン開発で米政府から追加の資金支援を受けたと明らかにした。27日から3万人規模で最終段階の臨床試験を開始する。ファイザーも独バイオ企業と共同開発するワクチンの3万人規模の治験を近く始めるもよう。ワクチンの実用化が近づき、世界経済の正常化を後押しするとの期待が投資家心理を支えた。

30日の決算発表を控え、アナリストが目標株価を引き上げたスマートフォンのアップルが上昇。同日に決算を発表するインターネット小売りのアマゾン・ドット・コムやSNS(交流サイト)のフェイスブック、検索サイトのアルファベットなどにも買いが向かった。コロナの影響が相対的に小さいとみられ、業績の底堅さを見込んだ買いが入った。

ダウ平均は朝方には下げる場面もあった。米国では南部諸州を中心にコロナの感染拡大が弱まっていない。景気懸念がくすぶっている。米中関係が悪化することへの懸念も相場の重荷だった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同173.09ポイント(1.7%)高の1万0536.27で終えた。GAFA(アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン)に加えて、電気自動車(EV)のテスラや動画配信のネットフリックスが買われた。

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