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地熱×IoT栽培のバジルでソーセージ 岩手・八幡平

あらゆるモノをネットにつなぐ「IoT」と地熱を活用してバジルを生産するスタートアップ、八幡平スマートファーム(岩手県八幡平市)は、自社の生バジルを練り込んだ「温泉バジル薫るジューシーソーセージ」を八幡平市内の精肉業者と共同開発した。

八幡平市のふるさと納税への返礼品として2種類5袋入りのセットを提供する

市のふるさと納税の返礼品として28日から全国に発送するほか、同社などは市内やネットでも販売する。今後、バジルの特産化を進めるとともに、他の地元業者とも同社の「温泉バジル」を使った商品を共同開発するなど新たな関連産業の育成を後押しし、地域活性化に一役買う。

八幡平スマートファームは地熱発電所の温水とIoT技術を活用し、バジルの通年出荷を目指している(岩手県八幡平市)

食肉総合卸の「肉の横沢」(同市)と開発したソーセージはプレーンとチーズ入りの2種類。ブランド豚「コマクサ杜仲茶ポーク」を使っており、「生バジルならではのやさしく爽やかな香りと肉のうまみを楽しめるように、バジルの配合量を工夫した」(肉の横沢)という。価格は1袋5本入り(170グラム)で、440円(税込み)。

ふるさと納税の返礼品では、この2種類5袋入りを寄付額1万円のコースで提供する。このほか、肉の横沢が運営する市内の宿泊施設の売店などで今月中にも販売を始めるとともに、8月後半をめどに肉の横沢のウェブサイトでも販売する。

「温泉バジル」は市内の地熱発電所の温水を暖房に使い、施肥や温度管理などをスマートフォンやパソコンによるIoT制御で自動管理できる設備を導入した「地熱温水ハウス」で栽培している。冬場の気温が零下15度以下になる同市でも、少ない人手や暖房のコストで通年出荷できるのが強みという。

地熱温水ハウスは12棟あり、現在はこのうち約4棟で生産。今秋をめどに全棟を稼働させ、2020年度に約20トンの生産を目指す。

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