新型コロナとインフルエンザを同時検査 H.U.グループ

2020/7/27 18:48
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H.U.グループホールディングス子会社の富士レビオは27日、新型コロナウイルスの抗原検査キットに使う検体処理液が、同社のインフルエンザウイルス向けの抗原検査キットにも使えることを確認したと発表した。

富士レビオの新型コロナウイルス向けの抗原検査キット(右)とインフルエンザ向けの抗原検査キット(左)

鼻の奥の粘液を1度採取するだけで両方の検査ができる。新型コロナウイルスとインフルエンザのいずれかにかかっているかを、短時間に判定できる。

新型コロナウイルスの抗原検査キットは医療従事者が患者の鼻の奥の粘液を綿棒でぬぐって採取し、専用の検体処理液と混ぜ合わせる。使い捨て型の検査キットに垂らすことで感染の有無が約30分で分かる。今回はこの検体処理液について、富士レビオがインフルエンザウイルス向けに販売してきた使い捨て型の抗原検査キットにも使えることを確認した。

新型コロナウイルスは感染の再拡大が続いているが、秋以降はインフルエンザの感染者も増えてくると予想される。

新型コロナウイルスとインフルエンザは発熱や呼吸器疾患などの初期症状が似ており、両者のいずれに感染しているかを迅速に判定するニーズが増えると見込まれる。富士レビオのキットは両検査向けの検体採取が1回で済むため、患者や医療従事者の負担を減らせるメリットもある。

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