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三菱自、岐阜工場を21年上期に閉鎖 欧州は新商品凍結

三菱自動車は27日、子会社のパジェロ製造(岐阜県坂祝町)の乗用車工場での生産を2021年上期に停止し、工場を閉鎖すると正式に発表した。欧州での新商品投入についても凍結する。従来の拡大路線を転換し、過剰生産能力の削減を進める。

パジェロ製造の工場は国内に3つある乗用車工場の1つで、多目的スポーツ車(SUV)「パジェロ」や「アウトランダー」などを製造してきた。19年度の生産台数は6万3千台で三菱自の国内生産の1割ほどを占めるが、販売低迷で稼働率が落ち込んでいた。

19年にパジェロの国内向け車両生産を終えており、輸出用についても終了して完全に撤退する。アウトランダーなどの生産は岡崎製作所(愛知県岡崎市)に移管する。国内工場の閉鎖は01年以来、およそ20年ぶり。

欧州向けの新規商品についても凍結すると発表した。すでに展開している車両の販売やアフターサービスについては継続していくという。

三菱自は16年に燃費不正問題が発覚などにより業績が低迷し、日産自動車からの出資を受け入れた。日産元会長のカルロス・ゴーン被告が三菱自動車の会長も兼ね、欧米など各地での拡大戦略を推進してきた。16年3月期から19年3月期にかけて世界販売台数が2割増えた一方で、20年3月期の国内の間接部門の人員や固定費は16年3月期に比べて3割増えるなど、利益を圧迫していた。

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