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24時間テレビは大幅変更 夏の大型番組、対応割れる

コロナ禍の今年、夏恒例の大型テレビ番組の放送を巡って対応が割れている。今年で10回を迎えた音楽番組の「音楽の日2020」(TBS系)は7月18日に約9時間半の生放送を実施。42年にわたり「隅田川花火大会」を生中継してきたテレビ東京は、花火大会そのものは中止となったものの、過去の映像で大会を振り返る「特別編」を7月25日に生放送した。

8月に予定していた「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)は放送を見送ることになった。前身となる番組が1987年にスタートして以来、初めての中止になる。「高校生クイズ」(日本テレビ系)は夏の大会開催を見送り、開催に向けて検討を続けるという。

長時間に及ぶ大型番組となると出演者の人数も増え、通常の番組に比べると収録の難しさは格段に増す。チャリティー番組「24時間テレビ43」(日本テレビ系)は8月22~23日の日程で実施を決めたが、会場となる国技館は無観客、番組を代表する名物イベントだった公道を使ったマラソンはなく、募金はキャッシュレスを活用する。「昨年から準備を続けてきたが、4月の緊急事態宣言を受け、テーマと内容を大きく変更せざるを得なくなった」(山田克也情報・制作局長)という。

メインパーソナリティーのキャプテンに就任するアイドルグループV6のメンバー、井ノ原快彦氏は「(コロナ禍によって)できないことも増えるが、逆にできることもあるのではないか。新しい番組に生まれ変わるということで、そこに立ち会えるのは幸せ。一つ一つのことがチャレンジだと思っている」。総合プロデューサーの吉無田剛氏は「安全と安心を担保しつつ見応えのある新しい企画を考えたい」と言い、「刻一刻と変わる(コロナ禍の)状況に合わせ、その都度できることを考えていきたい」。番組内では今年3月に亡くなったコメディアンの志村けんさんをドキュメント映像とドラマで描く「誰も知らない志村けん―残してくれた最後のメッセージ―」(8月22日午後9時ごろ)を放送するほか、過去の映像などアーカイブを今年の番組で有効利用する可能性もあるという。

(関原のり子)

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