「心の資本」を企業価値に
一目均衡 編集委員 橋本隆祐
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産業医と言えば勤務中に具合が悪くなった時にお世話になる先生のイメージが強いだろう。だが丸井グループの産業医、小島玲子氏は執行役員として経営に関わり、投資家向け広報(IR)の場にも登場する。コロナ禍が続くなか、従来の枠を超えた産業医の役割が注目されている。
小島氏は病院での勤務などを経て、2011年に丸井専属の産業医になった。昨年、執行役員に就任、ウェルネス推進部の部長も務める。
健康を損なう社員が相次ぐと企業...
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