インドネシア海軍 南シナ海で大規模演習

東南アジア
2020/7/24 23:03
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インドネシアは2020年1月に同国領ナトゥナ諸島周辺に軍艦と戦闘機を派遣した=ロイター

インドネシアは2020年1月に同国領ナトゥナ諸島周辺に軍艦と戦闘機を派遣した=ロイター

【ジャカルタ=地曳航也】インドネシア海軍は24日、21日から4日間、南シナ海の南の海域で軍事演習を実施したと発表した。ミサイル駆逐艦2隻や護衛艦4隻など計24の軍艦が参加する大規模な演習で、南シナ海で影響力を強めようとする中国をけん制する狙いがあるとみられる。

演習した海域は近くの排他的経済水域(EEZ)が「九段線」と呼ぶ中国が独自に設定する境界線と重なるインドネシア領のナトゥナ諸島周辺も含む。中国漁船が公船を伴って操業を繰り返すなど、インドネシア側は中国側の動きに警戒を強めている。

演習では陸上訓練も取り入れ水陸両用作戦の強化を狙い、ナトゥナ諸島防衛を意識した。インドネシア海軍のアフマディ・ヘリ・プラウォノ司令官は「新型コロナウイルスの感染拡大はあっても、軍の即応性に支障はない」と強調した。

インドネシアは5月、中国が主張する九段線を否定する書簡を国連本部に送った。6月には意見の相違を交渉で解決するよう求めた中国側の呼びかけを拒否する書簡を改めて国連に送り態度を硬化させている。

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