富士フイルム、新型コロナ用ワクチン原薬の製造受託

2020/7/24 16:29
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今秋実施予定の治験に原薬を供給する

今秋実施予定の治験に原薬を供給する

富士フイルムホールディングスは24日、米ノババックス社が開発している新型コロナウイルス用ワクチン原薬の製造を受託したと発表した。今秋実施する予定の臨床試験(治験)に最大3万人規模の原薬を供給する。すでに子会社のフジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズが米ノースカロライナ州の拠点で製造を始めた。

ノババックスは独自のナノ粒子技術を活用し、次世代ワクチンを開発するバイオ企業。すでに新型コロナ向けワクチンの候補物質を開発し、オーストラリアで初期にあたる第1相の治験を実施している。米政府が立ち上げた新型コロナ用ワクチンの官民連携プロジェクトから16億ドル(約1700億円)の助成を得て、1億人分のワクチンの供給を目指している。

富士フイルムは承認申請前の最終段階にあたる第3相の治験で協力する。承認された場合の商用生産については未定という。ノババックスからはAGCもワクチンの補助物質の製造を受託している。

富士フイルムは米トニックス・ファーマシューティカルズからもワクチン候補物質の製造を受託。米マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の財団などが立ち上げた新型コロナ治療薬の開発プロジェクトからはバイオ医薬品の製造受託が決まっている。

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