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テスラ、コロナでも最終黒字維持 4~6月110億円

(更新)
新型コロナの影響でEV生産を一時止めたテスラのフリーモント工場(米カリフォルニア州)=ロイター

【シリコンバレー=白石武志】米テスラが22日発表した2020年4~6月期決算は最終損益が1億400万ドル(約110億円)の黒字(前年同期は4億800万ドルの赤字)だった。期中に新型コロナウイルスの影響で米国の電気自動車(EV)工場が一時停止したが、稼働を続けた中国・上海市の新工場が生産と販売を支えた。

売上高は前年同期比5%減の60億3600万ドルだった。最終損益が黒字となったのは19年7~9月期以降、4四半期連続だ。事前の赤字予想を覆して最終黒字を保ったことが好感され、22日の米国市場の時間外取引でテスラ株は終値に対し一時8%高をつけた。

新型コロナ対策の行動制限が全米規模に広がり、米カリフォルニア州にあるテスラのEV工場も3月下旬から約1カ月半、稼働停止を余儀なくされた。米国販売は大きく落ち込んだとみられるが、19年末に稼働した上海新工場が生産を続けたことで4~6月の世界販売台数は9万891台と5%減の落ち込みにとどまった。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は22日のアナリスト向けの電話会見で、米国で2つ目となるEV工場の立地先をテキサス州オースティン市郊外に決定したと明らかにした。19年11月に発表したピックアップトラック型のEV「サイバートラック」などを生産する。

環境・社会・企業統治を重視するESG投資の広がりを追い風に、テスラの株価は過去1年で約6倍に伸びた。22日の終値ベースの時価総額は2951億ドル(約31兆6000億円)となり、7月1日に逆転したトヨタ自動車(時価総額は22日終値ベースで約21兆9000億円)に1.4倍の差をつけている。

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