/

日本鉱業協会会長「非鉄、海外依存のリスク顕在化」

銅需要の下半期での回復は厳しい見通しだ(チリのカセロネス銅鉱山)

非鉄製錬各社が加盟する日本鉱業協会(東京・千代田)の宮川尚久会長(古河機械金属社長)は22日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大により「海外依存のリスクや国内供給に関する課題が顕在化した」と見解を述べた。日本は銅や亜鉛など鉱石の調達で多くを輸入に頼る。資源開発を進める上で、政府や金融機関からの支援拡充の必要性を強調した。

新型コロナの影響に伴う移動規制などで、資源国では鉱山操業の中断が相次ぎ、日本企業が出資するプロジェクトにも一部影響が出た。業界全体の課題として宮川会長は「サプライチェーンの強化やリサイクルを含めた国内供給体制の維持・確保の重要性を再確認した」と話した。

一方で、経済活動が回復する中、市況も徐々に上向いている。銅では一時1トン5525ドルまで落ち込んだ国際指標のロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物価格が、7月13日には一時6633ドルまで上昇した。宮川会長は「コロナによるチリ銅鉱山の減産と中国の経済回復による需要増が要因だ」と分析した。

ただ、2020年の銅の需要の見通しに関しては「通信関連での需要の伸びは期待できず、下半期での回復はやや厳しい」と述べた。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン