ポイント使って疑似投資 増やして現物株式の取得も
ポイント賢者への道(175)

大和証券グループのCONNECT(コネクト)が7月から新たなポイント運用サービスを開始しました。Ponta(ポンタ)ポイントで疑似株式投資ができる「Pontaポイント運用」を、「StockPoint for CONNECT」へリニューアルして、投資対象銘柄を増やし、手数料なども変更しました。
Pontaポイント運用では、投資できる銘柄は、日本航空やローソン、三菱UFJフィナンシャル・グループなど約10銘柄で、それぞれの株価に連動してポイントが増減します。値上がりしたポイントは再びPontaポイントに戻すことができますが、その際5%の手数料が必要でした。

リニューアル後は、投資できる銘柄が約100銘柄まで拡大しました。Pontaポイントだけでなく、クレディセゾンが運営する永久不滅ポイント、ドットマネーなどでも運用可能となりました。
Pontaポイントに戻す際の手数料は1%に下がりました。さらに、ポイント運用で1株になると、コネクトで証券口座を開設すれば、現物の株に交換できます。この株を売却して現金化することもできますし、単元株まで増やして保有すれば配当や株主優待を受けることができます。
ポイントを疑似運用するサービスは、楽天ポイント、dポイント、永久不滅ポイントなどがありますが、戻す時はポイントになります。一方、楽天ポイント、dポイント、Tポイントは現物の株にも投資できますが、この場合は売却すると現金になります。
StockPoint for CONNECTはPontaポイントに戻すことも、1株以上になった場合は現物の株に交換することもできますので、両取りできるサービスといえます。
