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トランプ氏、コロナ記者会見を再開 「状況悪くなる」

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は21日、新型コロナウイルスに関する記者会見を3カ月ぶりに開いた。今後の見通しについて「状況は良くなる前におそらく悪くなる。言いたくないがこれが現実だ」と語り、これまでの楽観的な見方を修正した。

トランプ氏はマスク着用について「好き嫌いにかかわらず効果がある」と指摘し、状況に応じて着用を奨励した。「他人との距離が近いときに私はマスクをする」とも強調し、会見中にポケットからマスクを取り出して常に携帯しているとアピールした。コロナ対策が後手に回っているとの批判を踏まえ、自身が率先してマスク着用を国民に促す方針に転じた。

一方で連邦政府が全米各州に経済活動の自粛を再び求める措置については「全く持続可能性がなく、経済の弱体化を招く」として反対の立場を示した。「第3四半期の経済は強力に回復する」「コロナワクチンがすぐに開発される」などと現実路線に修正しきれない発言も目立った。「ウイルスは消滅する」とも繰り返し述べた。

今年春の記者会見に出席していた米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長やホワイトハウスでコロナ対策を担うデボラ・バークス調整官は姿を見せなかった。トランプ氏はコロナについて厳しい見通しを示すファウチ氏を公然と批判したことがあり、専門家の同席を認めなかった可能性がある。

専門家が質疑に応じなければ詳細な感染対策が国民に浸透しないリスクがある。11月の大統領選をめぐる世論調査ではトランプ氏のコロナ対策に批判が強まり、同氏の支持率が下がっているケースが多い。

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