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抗炎症薬デキサメタゾン、国内2例目のコロナ治療薬に

(更新)
抗炎症薬のデキサメタゾン=ロイター

厚生労働省は抗炎症薬「デキサメタゾン」を新型コロナウイルス感染症の治療薬として認定した。すでに広く使われている医薬品で、英国でコロナの重症患者の死亡率を下げる研究結果が出ていた。5月に特例で承認した「レムデシビル」に続き、国内で2例目の正式なコロナ治療薬となる。

デキサメタゾンは様々な疾患に利用されるステロイド薬で、国内では肺疾患や感染症などで効果が認められている。すでに保険適用され日医工などが後発薬を製造しており、低価格で手に入りやすい。

厚労省は17日付でデキサメタゾンをコロナ診療の手引きに掲載した。審査や承認は不要ですぐに使うことができ、コロナ患者に使う場合の治療費は公費で補助する。

英オックスフォード大学が6月に発表した研究では、デキサメタゾンの投与により人工呼吸器が必要な患者の死亡率が約40%から約29%に低下した。酸素吸入が必要な患者の死亡率も下がった。酸素の投与が不要な軽症患者への効果は認められなかった。

厚労省は5月、米国で承認された米ギリアド・サイエンシズの重症患者向け治療薬レムデシビルについて、審査期間を短くする特例で承認した。新しい薬のレムデシビルは広く普及しているデキサメタゾンに比べ供給量に限りがある。

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