関電子会社元社長が金品受領 近く調査結果公表

2020/7/21 20:31
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関西電力の金品受領問題を巡り、子会社「KANSOテクノス(旧環境総合テクノス)」(大阪市)の元社長1人が福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(死去)から2000年以降に金品を受領していたことが21日、関係者への取材で分かった。同社の別の社員1人も物品を受領していた。関電は内部調査を進めており、近く結果を公表する見通しだ。

八木誠前会長ら計75人が約3億6千万円を受け取っていたとする第三者委員会の報告書の発表以降、新たな受領が発覚したのは初めて。詳細な受領額を現在詰めている。

関係者によると、KANSOテクノスの役員らは引き継ぎなどで元社長の金品受領について知っていたが、問題を調査した第三者委員会に申告していなかった。同社は第三者委の調査対象だったが、元社長は対象から漏れていた。関電は内部通報を受け、元社長の調査を開始。第三者委の調査から漏れた経緯についても調べている。

第三者委は子会社も含めて聞き取りなどの調査をしており、3月に報告書を公表。子会社で受領問題を認めたのは関電プラントと関電不動産開発の2社のみだった。

KANSOテクノスは、関西総合環境センターが04年に環境総合テクノスとなり、今年7月に現社名となった。元高浜町長の浜田倫三氏が1983年から死去した2005年まで顧問を務めていた。

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