サムスンバイオ、売上高4倍 4~6月期 受注堅調

2020/7/21 20:11
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サムスンバイオロジクスはバイオ医薬品の生産能力で世界一の規模を誇る(韓国仁川市の工場)

サムスンバイオロジクスはバイオ医薬品の生産能力で世界一の規模を誇る(韓国仁川市の工場)

【ソウル=細川幸太郎】バイオ医薬品の受託生産大手の韓国サムスンバイオロジクスが21日発表した2020年4~6月期の連結売上高は、前年同期比3.9倍の3077億ウォン(275億円)だった。純利益は520億ウォンと前年同期(134億ウォンの赤字)から黒字転換した。欧米の製薬大手からの受注が急拡大し工場稼働率が改善した。

営業利益も811億ウォンと黒字転換した。売上高営業利益率は26%となり、高収益企業として成長期に入った。

同社は4~6月に立て続けに大型受注を発表。3カ月間の受注金額は19年の年間売上高の2.5倍に相当する1600億円規模に膨らんでいる。株式市場は同社の成長戦略を評価しており、足元の株価は19年末比で約2倍に上昇。時価総額は4兆円を超えてサムスン電子とSKハイニックスに次ぐ韓国企業3位に付けている。

バイオ医薬品の業界では製薬会社が研究開発に集中し、製造工程を外部委託する動きが広がっている。受注増に対応するため韓国・仁川市に第4工場の建設も決めた。果敢な設備投資で生産能力を確保し、既に能力ベースでは世界首位となった。優良顧客を開拓して受託生産分野の売上高で世界首位のスイス・ロンザを追い抜く考えだ。

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