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サムスンバイオ、売上高4倍 4~6月期 受注堅調

【ソウル=細川幸太郎】バイオ医薬品の受託生産大手の韓国サムスンバイオロジクスが21日発表した2020年4~6月期の連結売上高は、前年同期比3.9倍の3077億ウォン(275億円)だった。純利益は520億ウォンと前年同期(134億ウォンの赤字)から黒字転換した。欧米の製薬大手からの受注が急拡大し工場稼働率が改善した。

営業利益も811億ウォンと黒字転換した。売上高営業利益率は26%となり、高収益企業として成長期に入った。

同社は4~6月に立て続けに大型受注を発表。3カ月間の受注金額は19年の年間売上高の2.5倍に相当する1600億円規模に膨らんでいる。株式市場は同社の成長戦略を評価しており、足元の株価は19年末比で約2倍に上昇。時価総額は4兆円を超えてサムスン電子とSKハイニックスに次ぐ韓国企業3位に付けている。

バイオ医薬品の業界では製薬会社が研究開発に集中し、製造工程を外部委託する動きが広がっている。受注増に対応するため韓国・仁川市に第4工場の建設も決めた。果敢な設備投資で生産能力を確保し、既に能力ベースでは世界首位となった。優良顧客を開拓して受託生産分野の売上高で世界首位のスイス・ロンザを追い抜く考えだ。

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