JDI、いちご追加支援で最終契約 転換価格引き上げ

2020/7/21 19:51
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ジャパンディスプレイ(JDI)は21日、独立系投資顧問のいちごアセットマネジメントと最大604億円の追加出資受け入れで最終契約を結んだと発表した。8月の株主総会後に発行する604億円の優先株のうち554億円について、普通株への転換価格を1株24円とする。3月の基本合意では1株20円としていた。

優先株のうち50億円は8月26日に開催する総会後にすみやかに発行する。新型コロナウイルス感染拡大で事業環境が悪化しており、運転資金に充当する。

10月以降に発行する残りの554億円の優先株は、普通株への転換価格を1株24円とした。20円から引き上げた理由について同社は「既存株主の保護のため希薄化を最小限に抑える」とした。JDI株の21日終値は48円だった。

JDIは既にいちごから約499億円の資金を受け取っている。うち約249億円は4~9月に支出する予定だったが、コロナの影響で運転資金が増加したため5月末までに使い切った。

これとは別に約30億円を設備購入に充てた。残りの資金は銀行預金で保管している。追加支援を含めると、普通株式に転換した後のいちごの議決権比率は最大で80%を超える見通しだ。

あわせて同日、2020年4~6月期の決算発表を9月10日に延期すると発表した。コロナの影響で決算作業に遅れが生じているとしている。

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