サウジ向け牛肉輸出 6月解禁も期待薄
ハラル対応など壁に
[有料会員限定]
コロナ禍で輸出の前年割れが続く牛肉。6月19日にサウジアラビア向けが解禁されたが、意外にも業界では期待する声は少ない。輸出にはイスラム教の戒律に沿う「ハラル認証」取得が求められ、牛のと畜の際に専門の人材が必要になるなどハードルが高いためだ。
中東では既に富裕層が多いアラブ首長国連邦(UAE)やカタールへの輸出は可能だ。ただ、牛肉の総輸出量に占める割合はUAEで0.5...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り184文字