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昭和産、29年ぶり高値 ブドウ糖大手のM&A好感

銘柄診断

21日の東京株式市場で昭和産業の株価が一時、前日比110円(3%)高の3440円まで上昇し、株式分割考慮ベースで約29年ぶりの高値を付けた。前日にブドウ糖製造会社を完全子会社化すると発表。点滴向けなど医療事業の拡大に期待が高まり、個人投資家を中心に買いが向かった。

終値は90円(3%)高の3420円だった。20日の取引終了後、ブドウ糖大手のサンエイ糖化を10月1日に完全子会社化すると発表した。約150億円を投じ三井物産から株式を取得する。

サンエイ糖化は点滴や透析に使うブドウ糖で国内トップのシェアを持つ。昭和産は完全子会社化を通じて世界的に拡大する医療需要の取り込みを目指す。

昭和産は14日にも米油大手のボーソー油脂を子会社化すると発表したばかり。少子高齢化で国内の製粉需要が頭打ちとなるなかで、積極的なM&A(合併・買収)を通じた事業領域の拡大に動いている。

市場では「4~6月期決算で新型コロナウイルスの業績影響が小さいと確認できれば、株価が一段高となる可能性は高い」(国内証券)と期待する声もあるが、このところの上昇で株価は25日移動平均線から5%高い水準にあり、短期的な過熱感も強まっている。目先は値動きが大きくなる可能性もありそうだ。

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