末期がん患者の在宅療養、自治体が支援 40歳未満対象
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40歳未満の末期がん患者を対象に、在宅療養に必要な福祉用具や訪問介護の利用料を助成する自治体が増えている。40歳未満は介護保険制度を利用できず、特に18~39歳は医療費の公的助成も対象外で、制度の「谷間」世代となっている。住み慣れた環境で家族と過ごしてもらうのを後押しするのが目的だ。
愛媛県は2020年度から20~39歳のがん患者の在宅療養を支援する助成制度を始めた。対象は回復の見込みがない末期が...
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