ニホンウナギ、24年間で半減 依然絶滅の危機

2020/7/20 23:24
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絶滅の危険が依然として高いニホンウナギ=マリンワールド海の中道提供・共同

絶滅の危険が依然として高いニホンウナギ=マリンワールド海の中道提供・共同

「ニホンウナギの個体数は過去3世代(24年)の間に少なくとも50%は減ったと推定され、依然、絶滅の恐れは高い」などとする国際自然保護連合(IUCN)の最新の評価内容が20日までに明らかになった。

ウナギが大量に消費される夏の土用の丑(うし)の日は、21日と8月2日の2回。ウナギ絶滅の危機は続き、一層の資源管理や保護対策を求める声が高まりそうだ。

IUCNは、日本の養殖用ウナギの稚魚「シラスウナギ」では「一定の単位努力量当たりの漁獲量(CPUE)」が1977~2018年に大きく減ったとする報告や、親ウナギのCPUEも03~16年に80%近く減ったとする研究成果を検討。台湾でも漁獲量の大幅な減少が報告されていることなどを考慮し「近い将来の絶滅の恐れが高い種」とする基準を満たしていると結論づけた。

高値で取引される日本市場目当ての過剰な漁獲や不透明な漁獲、遡上や降下を阻むダムなどの構造物、河川の生息地破壊などが大きな脅威になっているとIUCNは指摘している。〔共同〕

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