タツタ電線、米スタートアップに投資
タツタ電線は20日、米スタートアップのアプライド・キャビテーション社(カリフォルニア州)の新株予約権付社債(転換社債)を引き受けたと発表した。アプライド社は液体内の圧力を変動させることで粒子を分散させる技術を持っており、タツタ電線の機能性ペースト事業に生かすことを狙う。
社債はあらかじめ定められた条件のもとで株式に転換できるが、金額や権利を実行した場合の出資比率などは公表していない。タツタ電線は電子部品の接合に使う導電性ペーストなどを手掛けており、今後は放熱材用や半導体パッケージシールド用のペーストの開発をめざす。