村田機械、テスラもほれた搬送システム「一品対応」
はこぶチカラ(上)工場の自動化支える
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世界的メーカーがひしめく京都でも独自の存在感を放つ企業がある。「マテリアルハンドリング」と呼ぶ、工場の自動化を支える搬送装置などを手掛ける村田機械だ。非上場ながら、連結売上高は約3000億円、営業利益率は10%超。テスラとパナソニックが共同運営する「ギガファクトリー1」でも電池の搬送機器を導入するなど、顧客は世界大手ばかり。強さの秘訣は長年磨き上げてきた「オーダーメード力」にある。
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