米沢牛のフンで発電、バイオガス施設完成

東北
山形
2020/7/20 18:50
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東北おひさま発電(山形県長井市)が同県飯豊町に建設していた「ながめやまバイオガス発電所」が完成、9月から発電を始める。米沢牛などの畜舎からパイプラインで集めたフンを発酵させて発電する。投資額は10億円。年間1億4000万円の売電収入を見込む。

米沢牛などのフンから電気を作る東北おひさま発電のながめやまバイオガス発電所(山形県飯豊町)

北海道の乳牛では事例の多いバイオガス発電を肉牛で始める。8900平方メートルの敷地に発電規模500キロワットの施設を一部国の補助を受け建設。周辺にある5軒の畜舎とは地下に埋設したパイプラインで結ばれ、24時間発電する。

同社は野村証券副社長を務めた地元出身の後藤博信社長が、東日本大震災後に起業した太陽光発電会社。「SDGs(持続可能な開発目標)未来都市」に加盟する飯豊町は米沢牛の産地だが、フンの処理が地域の課題だった。発電に使うガスとして発酵させた残りかすは、牧草の肥料に利用するなどエネルギーの循環を徹底させる。

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